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2021年10月07日
昭和大学病院 消化器・一般外科様にてVRシミュレーション体験会を実施
2021年10月1日に開催された昭和大学病院 消化器・一般外科様への講演、Holoeyes 製品のデモンストレーション及び、VRシミュレーション体験会を実施しました。
講演では、当社 取締役 / COO / CMO/ 医師である杉本真樹が、VR(Virtual Reality)の定義やメカニズムを解説するとともに、臨床でのHoloeyes活用事例を挙げながら、医療分野におけるVR画像の意義と可能性を説明しました。
講演では医療分野におけるHoloeyes製品の活用事例を紹介しました。
・術前のシミュレーション(術者、助手らによるアプローチの確認)
・術前のディスカッション(複数科による合同ディスカッション、遠隔地の医師らによるバーチャルカンファレンス)
・術中のナビゲーション(3Dホログラムを術野の傍に表示することで、臓器や腫瘍の位置、血管や神経の走行を確認)
2020年4月23日に放送のテレビ東京『カンブリア宮殿』にてこの度主任教授に就任された青木 武士医師がHoloeyesを活用される様子が放送されておりました。今回はその時のエピソードも紹介されました。
VRを使ったシミュレーションは、空間上で人体の構造を立体的に理解できるため、実体とのギャップを埋める役割を果たしてくれます。用いられる3D画像は、一般的なデモンストレーション用のデータではなく、実際の患者さんのデータなので、より実践的といえます。
そして、手術手技の正確性や安全性を高めるだけでなく、教育の面でも有用性があるといえます。
後半の体験会は、消化器外科の先生方に最新のVR/MR機器とソフトウェアに触れてもらうことを目的に開催されました。
実際にヘッドセットを装着し、デモンストレーション用に用意された肝臓に加え、胃・大腸・腎臓を含むモデルの3D画像を閲覧されました。操作にもすぐに慣れ、それぞれが思い思いに3D画像を拡大・回転させ、没入感を味わいながら解剖の理解を深めていた様子でした。
Holoeyes VSによる画像の共有も体験し、ヘッドセットをつけた複数の参加者が同じ3D画像を眺めながら、バーチャルカンファレンスを追体験しました。
<参加者の言葉>
昭和大学病院 消化器・一般外科 主任教授 青木 武士医師より
「非常にアトラクティブだ。臨床もそうだし、学生教育にも良い。実質臓器はもちろんのこと、管腔臓器でも活用できる。」というお言葉をいただきました。