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2024年05月14日
手術、教育におけるVR技術の活用事例(愛媛大学医学部附属病院)
2024年5月10日(金)に公開された愛媛大学医学部附属病院の広報誌「INVITATION」最新号(VOL 74, WINTER 2024)において、当社プロダクトを活用した同病院での取り組みが紹介されました。
「AI・VRにより飛躍する愛大の医学研究 医療AI(人工知能技術)とVR(仮想現実)技術の活用で、医療の質向上を目指す。」と題したVOL 74では、同病院のAI・VRの研究に関するエキスパートが、各診療科における医療AI、VR技術の活用事例を紹介しており、VR技術の活用事例の一つとして、三谷壮平 医師(耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授)が3次元バーチャルモデルを活用した術中支援や手術教育についてお話しされています。
愛媛大学医学部付属病院 広報誌 「INVITATION」 VOL 74
当社プロダクトのHoloeyes MD(※)とHoloeyes VS(以下、総称して「Holoeyes MD/VS」)は、CT/MRIなどの画像診断装置で得られた医用画像を3次元で表示し、立体空間内で臓器や病態の3次元モデルを複数人で同時に閲覧することが可能です。Holoeyes MD/VSを導入しているご施設では術前シミュレーションや3Dモデルの術中表示など、主に臨床の場において用いられていますが、臨床教育の場においても、熟練医師の持つ暗黙知を修練医師に受け継ぐこと(暗黙知の解消)や症例の解剖学的理解などで活用されています。さらに、東京都の中小企業DX推進に係るスタートアップ支援事業(DX Scrum Team プロジェクト)では、診療放射線技師の課題解決に貢献するなど、医療者間の連携ツールとしての有用性も見込まれています。
※販売名:医療用画像処理ソフトウェア Holoeyes MD (一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム)、クラスⅡ(管理医療機器)、認証番号:302ADBZX00011000、認証日:令和2年2月28日
Holoeyesは今後も最新テクノロジーを積極的に医療に取り入れ、「医用画像と医療知見を空間的に再現・共有し医療の最適化を実現する」という弊社のミッションの推進を加速させていくとともに、当社の取り組みや当社プロダクトを導入されているご施設での活用事例など、最新医療に関する情報を発信していきます。
関連リンク:
・【掲載情報】近畿経済産業局 KIZASHI
・臨床研修でのHoloeyesプロダクトの活用(佐世保中央病院)
<実証実験の成果報告>
・診療放射線技師の業務課題解決にHoloeyes MD/VSが貢献【東京都DX Scrum Teamプロジェクト】
・医療用画像3D空間表示サービス「Holoeyes MD」が東京都から公共調達に関するスタートアップ企業のプロダクト等の認定を受けました