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2024年05月17日

弊社CEO杉本が日本ITU協会賞特別賞を受賞、贈呈式で記念講演

世界の情報通信および放送分野ならびに国際協力分野の発展に向けた広範な社会貢献を通じて、特にその功績が著しい人物に贈られる、一般財団法人日本ITU協会の「日本ITU協会賞」特別賞を弊社代表取締役CEOの杉本真樹が受賞しました。

長年にわたる医療分野でのICT技術活用の取り組み、
3D空間での医療情報活用の実現に社会的な意義が大きいと評価

今回の受賞では、長年、医療分野(外科)へのICT技術の活用に取り組み、XR/VR/AR/MR技術を外科手術に応用する具体的な製品開発、提供、普及活動を積極的に進めていることをはじめ、最近ではApple Vision Proによる空間コンピューティングやメタバースなどによる遠隔医療、遠隔ロボット手術、国産手術ロボットの仮想力覚空間提示などの研究と社会実装にも取り組み、海外へのICT技術による医療支援も積極的に行っていることが認められました。さらに、国内外の学会、セミナーなどで普及に努めるだけでなく、全国の医療施設、学術機関にて医師などによる手術前のシミュレーションや手術中の3D画像活用支援、手術を受ける患者へのインフォームドコンセント、医療者・医療系学生への教育など、3D空間での医療情報の活用を実現していることに社会的な意義が大きいと評価され、特別賞受賞となりました。

 

記念講演「外科医療のデジタル革新」

2024年5月17日(金)に、第56回世界情報社会・電気通信日のつどい記念式典が行われ、総務大臣賞・日本ITU協会賞の贈呈式と共に杉本による記念講演が行われました。

「外科医療のデジタル革新」と題した講演では、外科医である杉本が外科領域におけるICT技術を取り入れたきっかけやXR/VR/AR/MR技術を外科手術に応用する製品開発までの経緯を含め、医療や外科領域における課題に対する取り組みに始まり、手術シミュレーションや3Dモデルの術中活用、手術トレーニングなど、外科領域におけるXR/VR/AR/MR技術の活用症例を紹介しています。また、患者へのインフォームドコンセント、術後のメンタルケア、遠隔医療・診療など、医療分野におけるXR/VR/AR/MR技術の活用事例、さらには、Apple Vision Proと今年1月末にリリースしたVision OSアプリ「Holoeyes Body」を用いて行った、サンフランシスコ、東京、ニューユークをオンライン繋いだ空間的医療遠隔カンファレンスなど最近の取り組みや研究開発についても共有しています。

最後に杉本は、「(講演発表内で紹介した)プロダクトやサービスは、医師や患者だけではなく、今後来るべき患者にも恩恵をもたらすと確信しており、誰にとっても「なくては困る」と思うような世界をつくりたいと考えている」と述べ、そのような世界をつくるには、情報通信技術が大いな貢献を果たすと深く感じている、と今回の「日本ITU協会賞」特別賞受賞を受けての自らの想いを共有し、講演を締めくくりました。


関連リンク:

一般財団法人日本ITU協会
日本ITU協会賞とは
2024年総務大臣賞・日本ITU協会賞 受賞者一覧

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