2025年12月11日（木）、第38回日本内視鏡外科学会総会・株式会社ワコムと共催で、ハンズオンセミナー2「内視鏡手術DX体験セミナー: VR画像支援とデジタル手術記録」を開催しました。本セミナーは、「内視鏡手術におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）」をテーマとして、講演とハンズオンの2部構成で実施しました。

 

講演：Holoeyes・ワコムの技術を解説、両社共同の取り組みも紹介

セミナー前半の講演パートには、Holoeyes 代表取締役 CEOの杉本真樹（帝京大学冲永総合研究所 Innovation Lab, 帝京大学肝胆膵外科）と株式会社ワコム 藤岡潤吏 氏（Director, XR Product & Business Development）の2名が登壇。

杉本の講演では、「XR（VR/AR）による3D空間的手術支援の最前線」と題し、VR（仮想現実）やAR（拡張現実）を用いた革新的な3D画像構築や空間的手術支援について、医療現場でのVR・AR技術活用の変遷とVR・ARの利点を解説し、実際の臨床現場における活用事例を紹介しました。

 

藤岡氏の講演「デジタルインク技術とタブレット端末による新たなデジタル手術記録」では、最新のデジタルインク技術を実際の事例を用いて詳細に解説。事例紹介では、医療以外の分野での活用事例をはじめ、医療現場でのデジタルインク技術（主に電子カルテ）が診療科によってどのように活用されているかについても取り上げられました。さらに講演の最後には、Holoeyesと共同で取り組んでいる新たなデジタル手術記録について紹介しました。

 

ハンズオン：Holoeyesとワコムの技術を実機で体験

セミナー後半のハンズオンパートでは、Holoeyesとワコムのプロダクト体験会を実施。講演内で解説したHoloeyesのXR技術とワコムのデジタルインク技術をセミナーにご参加いただいた皆様にご体験いただくとともに、それぞれのプロダクトや技術の臨床現場における有効的な活用方法についてディスカッションが行われ、ご好評の声をいただきました。

※プライバシー保護の目的により、一部参加者にぼかし加工をしております。何卒ご了承ください。

本セミナー企画開催にあたり、共催いただいた第38回日本内視鏡外科学会総会ならびに株式会社ワコムをはじめ、セミナーにご出席いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

12月13日までブースにてHoloeyes・ワコムの実機体験ができます！

ハンズオンセミナーは終了後も引き続き、Holoeyesの展示ブース（展示ホールA・BのNo. 20）にてHoloeyes・ワコムのプロダクトをご体験いただけます。事前予約は不要で、ブースにお越しいただいた順にご案内しておりますので、ぜひブースにお立ち寄りください。お待ちしております！

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ハンズオンセミナー概要

・セミナー詳細
・学会WEBサイト

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過去のセミナーレポート

・肝胆膵外科手術スキルアップセミナー（第37回日本肝胆膵外科学会学術集会）
・イブニングセミナー（第125回日本外科学会定期学術集会）